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太王四神記サリャン二次小説(4)毒薬の因果 [サリャン二次小説]

これは、太王四神記の二次小説です、
二次小説が苦手な方、嫌いな方はご遠慮ください。
あくまで「個人の趣味の範囲」にて作成しております、
なにとぞご了承ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


数日後、
キハのもとにこっそりと
サリャンからの包みが届いた。

そのなかには上等な白い美しい絹織物と一緒に
使いやすそうな裁縫用具一式と・・・

それにさらさらに乾いた美しい砂、
そして革細工のための用具一式が入っていた。

キハはくすっと微笑み、ひとりでつぶやいた。

「サリャンは、私の考えていることは何でも判ってしまうのね・・・」



それからまた数日後・・・

サリャンは大長老に呼び出された。

「サリャン、国内城のなかに潜ませている配下の者より知らせがあった。
どうやらヨン家では、密かに様々な毒薬を集めているらしい。

表だってはヨン家とは名乗ってないが、
様々な闇の組織をこっそりと尋ね歩いては、
怪しまれず密かに他人を殺せる薬を望んでいるそうだ。

そなた、火天会で使う毒を持ち、あの屋敷に入り込め。
そして屋敷の様子を探るのだ。

どうやら、ヨン家は目的のためなら金を惜しまぬようだ。
毒を盛りたい相手は・・おそらくであるが・・・一人しかおらぬ。」

・・・・火天会の毒・・

・・・・高貴な人間の暗殺に使われる秘薬・・・

・・・・国王を・・・殺すのか・・・?



「ホゲを王座につけるために、手をお貸しになるのですか・・・?」
サリャンは尋ねた。

火天会の毒・・
それはサリャンも、よく見知っていた。
その臭いを思い出すだけで吐き気がした。

はるか太古の昔から、
いったい何人の有力者の命がそれを用いて
闇から闇へと葬られてきたことか。

大長老が言った。

「いくら文武両道に優れているとはいえ、
まだチュシンの王・・・・ホゲは10歳そこそこの若輩だ・・・

もし、いまの王が亡くなったとし、仮にホゲが王座についたとしても、
4つの神器を見つけるにはあまりに若すぎる。
まだ我らが動くその時期ではない。

おまえは、薬売りを装い、ヨン家に入り込め。
できるだけ詳しく、家の中の様子と
その毒を、誰に使うのかを探れ。

わしはいずれ、ヨン家を牛耳り利用する。
これはそのための足がかりにすぎぬ。
いずれ来るそのときのために、ヨン家の弱みを握れるやもしれぬ。
早々に行動せよ・・・・」


サリャンは命令に従った。

企ては、大長老の願いどおりにうまくいった。
ヨン婦人は流した噂にまんまとひっかかった。
じきにサリャンはヨン家に出入りを許される薬商人となった。

訪問できる時間は短い時間ではあったが、
サリャンはその間にも
家の中の様子を出来る限り調べた。

家は、確かに立派なつくりであった。
多少けばけばしく、装飾がすぎる感じはあるものの
さすが代々「高句麗貴族会議長」の紋章を許され、
王の娘を嫁にもらいうけるだけのことはある、
それにふさわしい豪華さを備えた家構えであった。

ヨン婦人は、確かに美しい女性であった。
王族の血筋にふさわしい高貴な雰囲気を漂わせていた。

ただ、その態度は氷のように冷たかった。

薬売りのサリャンだけでなく、
家臣や召使いたちにもすべてにおいて
はっきりと見下したような態度をとる。
それは夫のヨン・ガリョにも例外ではなく・・・

二人が会話をしているのを小耳に挟んだが
サリャンはなんだかヨン・ガリョが憐れに思えた・・・

高句麗一番の大貴族とはいえども、
「王の娘」には頭が上がらないとみえた。

ヨン・ガリョは、こちらもまた
貴族会議長の家系にふさわしい堂々とした人間であった。
妻に対する態度を除いては・・だが。

直接言葉を交わしたことはなく、
廊下ですれちがうときに挨拶をした程度だったが
家人への態度や指示する内容をきいていれば
かなりの切れ者だということは判る。

家臣との受け答えを何度か見聞きしただけではあったが
言葉のひとつひとつが無駄も間違いもなく的確であり
また必要以上に威張らず意外に腰が低いところもあり
まつりごとに長けた優れた人物であることが伺えた。

ホゲは、後燕との戦で不在であった。
ヨン婦人は、あちこちの寺や天地神道へ寄付を惜しまず
戦勝祈願に余念がない様子だった。
夫人はホゲを溺愛していると噂に聞いたが
どうやらまさにその通りであった。

おそろしく高額な品物であるのに、
商談は三回尋ねただけでまとまった。
ヨン婦人は、家一軒買えるほどの大金を
両手の中にすっぽり収まりそうな小さな薬に払った。

サリャンは薬を渡して外に出た。

遠くに、易占いの旗を持った女の子が走っていくのが見えた。

・・・?

あの女の子、昔どこかで見たような・・・・・・?

サリャンは思い出そうとしたが、思い出せなかった・・・・



それからしばらくして、
ヨン・ホゲが後燕(こうえん)からの戦で凱旋帰国した。

サリャンも、出迎えの観衆に混じって、ホゲを見た。

10歳そこそこにしては背丈も大きく見える。
顔は戦のためか、日に焼けて浅黒く、
凛々しい、賢そうな顔立ちだ。

チュシンの王だと皆にほめそやされてはいるが、
高貴な生まれにしては腰が低く、出会う誰にでも挨拶を欠かさない。
これはきっと父親に似たのだろうか・・?

確かにどこから見ても文句のつけようのない好男子だ。

サリャンは、キハに馬で襲いかかったときの
ホゲの様子を思い出した。

このような勇猛で頼りがいのありそうなかたであれば、
もしかして本当にキハ様を、
心から愛してお幸せにしてくれるであろうか・・?

しかし、ヨン夫人が義理の母となればキハ様はやはりお辛かろう・・・・

サリャンはぼんやりと、そんなことを考えた。




それからひと月がたった。

ある夜、キハが血相を変えて、前触れもなく
サリャンの詰めている隠れ家に駆け込んできた・・・

「サリャン!!」

キハは、サリャンに詰め寄った。
「王様が吐き気に苦しんでおられる、火天会で使われる毒に間違いない」と。

きっぱりと解毒剤を要求するキハ。

サリャンは慌てた・・・・

そこに大長老がやってきた・・・・

「火天会が王様の命を狙っているのか?」
キハは怒り、大長老にくってかかった。

大長老はいつもながらの猫なで声で
うまくそらしてキハに答えた。

「・・・・・いいえ、私たちが興味があるのは
チュシンの王であるホゲです、
あの家が薬を探しているとの情報をつかみ
サリャンに内部を探らせようとあの家のものたちと接触したまで、
私たちはどこにあの薬を使うつもりかは
つゆほども、はい、全く知らなかったのでございます・・」

キハは怒りを含んだ声で言った。

「大長老・・・・

そなたは昔から私にこう言い聞かせてきた、
「今の周辺諸国の動乱はそもそも諸国が私利私欲を捨てられずに
自らの利益のみを求めているからおこること、
これらを収められるのは我ら誇り高き虎族の末裔、火天会しかいない、
諸国の王も貴族も浅知恵ばかりで、
まことに平和をもたらすすべを知っていないと。

4つの神器を集め、チュシンの王を支えて
いずれこの世界に、
戦いもない争いもない理想的な平和国家を
もたらすために我らが存在するのだと。」

サリャンは心の中でつぶやいた。

「真っ赤な嘘だ!」

大長老はキハ様がまだ幼いのをいいことに
偽物の火天会の偶像をキハさまに教え込んできた。

キハ様は代々火天会の巫女の家系の生まれで
幼いころに両親は流行病で亡くなったなどと嘘をつき、

「暗殺も不意打ちも毒薬も、味方と敵の損失を最小限にするための最良の策略」
「この世界はおできのように病んでいる、膿をしぼりだすには少々の健康な血が混じっても仕方がない」

などど、折に触れて不思議な力を以て
火天会の虚像をキハ様の心に刷り込んできたのだ、
サリャンはそれを止めようがないだけにひどく悔しかった・・


「はい、さようでございます。」

「それなのに、知らぬとはいえ、
おそれおおくもこの国の、王様の暗殺に手を貸すというのか?
いま王様を殺してどうなるというのだ?

太子様はまだお若い、
太子さまとヨン家のホゲさま、
近衛隊とヨン家の私兵たちが
次の王様を巡って争いになるのは目に見えている!
何故我ら誇り高き虎族の末裔がこの国に争いの種をまく?
「我らは無用な戦いは望まぬ、庭の枝木を剪定するように
必要な戦いのみを行うまで」と常々申しているではないか!

まだあのご様子なら間に合う、解毒剤を今すぐ渡せ!」


しばしの沈黙の後、
大長老は静かに語った。

「わかりました、キハ様、
すぐにサリャンに解毒剤を用意させましょう、

ただ、私どもも、腑に落ちぬことがございます、

まだ見習い神官であられるキハ様が
何故に王様にあの毒が使われたとご存じなのですか・・?
確か見習い期間中は、外部のものと口を利いてはいけないはず・・・?」

はたとキハは答えに詰まった。

大長老はキハを睨み、重ねて尋ねた。

「何故です・・?」

キハは目をそらさなかった、
そして苦しい嘘をついた。

「手が足りず、大神官さまに頼まれ、
特別に侍医へ薬草畑の薬を届けに行った、
そのときに王様が吐かれたものを侍医たちが下げてきた、
そのときにあちらのかたがうっかりしてころび、
私の服の裾にこぼしたのだ、そのときの臭いで・・」

大長老は静かになめるようにキハを見つめた後、

「判りました、キハ様にご心労をおかけし、
誠に申し訳ないことでございました・・・
何とぞ今日はゆっくりお休みくださいませ。
私もこれにて失礼を致します。

サリャン、私の部屋に来るように。」

そういって静かに去っていった。


サリャンは大長老に付き従い、部屋へと入った。

「キハ様は、本当のことを話してはおられぬ・・
わたしの力で聞き出すことも出来るが、
キハ様があまりにお怒りであらせられる、
せっかく天地神道へ入られたばかりなのだ、
我々の本来の目的のためにも、機嫌良くあそこへお戻り頂かなければ
困ったことになる・・

すぐに解毒剤を用意するように
そして、折を見て、本当の理由を聞き出すのだ、
幼いころより側近く仕えるそなたなら難しくはないはず、
わかったな?」

サリャンは内心難しいと想いながらも了解し、
部屋を去った。

キハは解毒剤を受け取り、
言葉少なに礼を言い、
休みもせずに漆黒の闇の中、
早々に国内城へと立ち戻った。


それからしばらくして
サリャンがそれを聞き出すまもなく、
ヨン家の夫人が亡くなったという知らせが
サリャンのもとへと届いた。

噂が噂を読んで尾ひれがつき、
やれ斬られたの刺されたのという噂も飛び交ったが
どうやら、毒を自らあおって逝ったのだというのが
一番正しい状況のようだった。

毒を・・・?

大長老たちは、皆真相を知りたがった。

キハがなにか知っているはずだと信じて疑わなかった。


大長老たちはサリャンを待たずにキハを呼び出し、
隠れ家にてキハを取り囲んで問い詰めた。

キハは、思い詰めたような表情で唇をかみ、
頑としてなにも言わなかった。

大長老たちが言った。
「なにもおっしゃってくださらなければ
申し訳ありませんが、キハさまの記憶におたずねするしかありません・・・」

大長老の手が上がった。
真っ黒な煙のようなものが立ち上りかけた、

そのとき、キハが素早く懐から短剣を取り出し、
それを抜いて自らの喉に押し当てた。

その場の空気が凍り付いた。

「私の記憶にふれるな!
もしどうしても聞き出そうとするのなら・・・」

キハは、刃物を持つ手に力をこめた。

切っ先からひとすじ、血が滴りおち、
キハの白い喉をすうっと滑り落ちていった。

そのとき、部屋中の蝋燭の明かりが
ごうごうと音を立てて大きく燃えあがり始め、
危うく壁の飾り布に燃え移りそうになった。

大長老たちは顔を見合わせ、うろたえた。

そのとき、サリャンが素早く動いた。
炎への恐怖にキハの手が一瞬ゆるんだのを見逃さず
その手から刃物をたたき落とし、
がたがたと震えるキハをその手に抱きかかえた。

「大長老様、長老さまたち、
キハさまはひどく疲れて心乱れておられます、
何とぞ今日は休ませて差し上げてください、
お願いいたします・・・」

サリャンは必死に頭を下げた。

大長老たちも、キハの思い切った行動に余程驚いたらしく、
それ以上何も言わずに黙って去っていった。

「傷の手当てをいたします、キハ様、こちらへ・・」

サリャンはキハを抱きかかえて立ち上がり、
部屋へと連れていった。


サリャンは、キハを椅子に座らせ
無言で傷の手当てをした。

キハは、放心したように椅子に座り、
何も言わず、されるがままになっていた。。

手当が終わり、サリャンが話しかけた。

「キハ様・・・」

突然、キハが堰を切ったように泣き崩れた。

サリャンはキハの肩に手を置き、
キハが落ち着くのを静かに待った。

本当は、キハはなにもかもサリャンに話したかった。

お茶畑で太子様にお逢いしたこと
二人で王様に逢いにいったこと
侍医の部屋で毒薬を見つけたこと
離宮でホゲ様にお会いしたこと
ヨン夫人の死の真相

そして本当の太子様のお姿・・・

でも話せなかった。
サリャンとて火天会の人間だ。
もしいま話してしまえば、
いつか大長老がサリャンの記憶に触れれば
太子様がなにをしたかが判ってしまう、

太子様は言われていた、
「目立たないようにしないと殺されてしまう」と。

もしわたしのせいで
太子様が命を落とすことになったら・・・

キハは胸がつぶれそうだった。


「サリャン、私はどうしたら良いのだ・・?

何故、私は朱雀の守り主なのだ?
どうして・・私なのだ・・・
火天会から離れることは私には許されぬのか?」

涙にふるえる声でやっとキハはそう言った。

サリャンの心もまた痛んだ。
きっと大神官から堅く口止めされている何かがあるのだろうと
サリャンは想像をめぐらせた。

キハを連れて逃げ出したい気持ちに一瞬駆られた。

でも、それが出来ないこともサリャンには判っていた。

すべてを話すことはできなくても
今のままのお立場で生きていくお覚悟を
決めていただかなければならない。
キハにそれを告げる時期が来たとサリャンは想った。

サリャンは立ち上がり、
上衣の紐を解き始めた。

キハは不思議そうな顔でサリャンを見た。

サリャンは上着を脱ぎ、ひざまずき、
キハの前に自らの背中を晒した。

サリャンの背中は大きく、逞しかった。
戦いで鍛えられ、盛り上がる肩の筋肉の上に
蝋燭に照らされて火天会の焼き印がはっきりと見えた。

「サリャン・・この焼き印は何だ・・・?」

キハは、いままでそれを見たことがなかった。
畏れ多くも朱雀の守り主の前で
上半身を晒すものなどいなかったのである。

「これは、火天会に生きるものの証でございます。
火天会のものは、誰でもこの焼き印を背中につけております、
これがある限り、我らは全て大長老の手の中です。
火天会を抜けることは許されません・・」

それは嘘ではなかった。

万が一にも裏切りなどないようにと、
大長老は火天会すべてのものに焼き印を押していた。
サリャンのように、利用すべく集めたものたちはもとより、
年に一度、出産祝いと称して火天会の子どもたちを集めさせ、
生まれたての柔らかい肌にも容赦なく焼き付けていたのだ。

サリャンは続けた。
「キハ様の右の肩にも、同じ印がございます・・・」

キハはふるえる声で尋ねた。

「それを・・取り去ることは・・無理なのか・・?」

「少しお下がりください、キハ様・・・」

サリャンは、自らの剣を抜き、逆手に持ち、
自らの肩に向けて思いっきり振り下ろした。

「サリャン!!何を・・・!!」

キハが思わずかけよろうとした。

そのとき、サリャンの肩に不思議な光が輝き、
見えない力によって剣をはね返した。

サリャンは耐え難い痛みを感じて
持っていた剣をとり落とし
その場にくずおれた。

キハが側に駆け寄った。

「大丈夫か・?サリャン・・?」

「大丈夫でございます、キハ様・・・

実際には刀は触れていませんが
斬られたのと同じように、痛みは感じるのです・・・
大丈夫です、すぐに治まりますから・・・

これで・・・・お分かりですか・・?」


キハは、サリャンをじっと見つめた。

そして返事のかわりにサリャンの胸にしがみついて、
また大粒の涙をぽろぽろと流した。

サリャンは、そっと包みこむようにキハの肩に手をやっていた。
いつしか泣き疲れたキハは、そのまま寝入ってしまった・・・

サリャンは、寝入ったキハを抱き上げた。
寝室に運び、寝台にキハをおろすと
頬に涙の跡が無数にあった。

サリャンはキハの寝顔をじっと見つめていた・・・・

そして、ひとつの決心をした。




〜〜〜〜〜〜〜

筋が全部まとまるまでしまっておこうかと思ったのですが
そうするとあと何年かかるか判らないし、
ここは、多分なんとか書き直さずにすみそうなので
アップしてみました〜♪

いつか全部書いて、ソンミン様に読んでいただけたらなあ〜、
儚い夢です・・いつになるやら(^^;)

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コメント 8

ROBOT-CAKE

大コーフンすぺしゃるないとをありがとうございます♪
スピンオフらしき作品となっておりまするな。
いつもながら素敵です!

確かに本編でも毒薬の辺り(カットされたんですよね)でつながりが悪いと感じていました。
そんなことがあったのですねーーーー(虹やっちゅうに)

「抱きかかえて立ち」でもう脳内はキハお姫様抱っこです。はい。
アホアホコメ書いてごめんなさい。
こういう人なんです、実は。
by ROBOT-CAKE (2008-11-09 21:59) 

chienosuke

ROBOT-CAKEさま、コメントありがとうございます。
褒めてくださり、ありがとうございます♪
めちゃくちゃ嬉しいです〜(*^^)v

テサギでも、サリャンの出てくるシーンは細切れで、その間にどんなことがあったのだろうと想像してみたら、こんな物語が出来ました♪
毒薬のあたりはカットされてたのですか!
テサギも脚本書き直しなどいろいろあったらしいから大変だったのでしょうね。

そうそう、「抱きかかえて立ち」はお姫様抱っこを書いております。
上半身裸のサリャンにそっと抱かれながら泣き疲れて眠るキハ様〜〜♪
そちらのサイトにありました「無防備都市」刺青シーン、上半身裸のソンミンさまを想像して描いてみました♪
どうぞ、自分がキハ役になったつもりで脳内上映してくださいね♪


by chienosuke (2008-11-09 22:28) 

naoko

chienosuke様、続編をありがとうございます。
ついにサリャンを脱がせちゃったのですね(笑)!本編ではサリャンの烙印を拝見することが出来なかったので、この二次小説にて堪能いたしました。
この時のサリャンはまだ銀髪ではないですよね。また銀髪時代でも、ひと脱ぎして頂きたい(笑)。
このシーンをぜひ実写化して頂きたいものです。

そして、毒薬のシーンは、本編ではいきなり火天会がヨン家に入り込んでいるので、ちょっと唐突だなぁと感じていたので、その部分が補完できて良かったです。

また期待してますね!chienosuke先生!
by naoko (2008-11-10 08:35) 

chienosuke

naokoさま、コメントありがとうございます。
いえいえ、先生と言って頂けるほどの腕ではありません、途中で書ききれなくなって挫折しかねません、だって先行きが長すぎるんです〜(><)毒薬のシーン、褒めていただきありがとうございます♪

再度脱がせろとは(^^;)naokoさまったらなんとも過激なご発言!!もしかして皆様「その路線」をお望みなのだろ〜か・・?ではご期待に応えてあんなことやらこんなこと・・・ってそれじゃあソンミンさまに見せられまへんがな〜(><)寒くてサリャンが風邪引いてしまいます〜!!って二次だっちゅーのね(^^;)
by chienosuke (2008-11-10 14:08) 

くーまん

chienosuke様、素晴らしいです!こんな素敵な二次が書けるなんてほんとに作家に転身できるのではないでしょうか?この続編もとっても楽しませて頂きました!見事に本編3話とうまく溶け込んでいる作品だと思います。
サリャンの板挟みの苦悩はこの頃からだんだん顕著になってますよね。
これを読みながらあの憂いを帯びた眼差しが目の前にちらついてせつなくなってきました・・・。でも、背中見せシーンはまたまた喀血ものですね!
本編でできなかったあんなことやこんなことをこれからもぜひ・・・♪(ソンミン様ごめんなさいっ)
キハとヨン夫人の嫁姑関係まで心配しているサリャンの心理描写とかchienosuke様ならではの視点が面白いです。chienosuke様の二次の中でこれからも奥深い素敵なサリャンに出会えるのがとっても楽しみです!
ほんとに実写化して欲しいですね~!!


by くーまん (2008-11-10 20:31) 

chienosuke

くーまん様、コメントありがとうございます。
褒めて頂きありがとうございます♪いえいえ作家さんなんてとんでもないです〜(><)テサギの素敵なストーリーとサリャンという素晴らしく魅力的なキャラ、そしてこうしてコメントくださる皆様がいるからこそ書くことができます♪つたない文章でも感想を頂くとすごい嬉しいです、皆様に感謝です、ありがとうございます♪

そうなんです、サリャンっていっつも板挟みなんで可哀想です、火天会の隊長の立場もあるし、焼き印は押されちゃってるし、でもキハをなんとか守りたい、幸せになってほしいと必死なんですよね〜。切ないです。

くーまんさま、あなたまでもが肌見せお望みとは(^^;)日本だと「鼻血もの」って言いますが韓国だと「喀血もの」って言うのですね〜、いや〜、基本的に硬派のイメージのサリャンですからあまり逸脱はしないかと(^^;)とはいっても二次ですからどうなるかは不明ですが〜・・・・いつかソンミン様にこれを演じてもらえたらなあ・・ってそれこそ遠い夢ですね〜。
by chienosuke (2008-11-10 21:43) 

ねこP

chienosuke様、待っておりました!もうかぶりつきで読ませていただきました。本編ではおそらくサリャンの背中にも、烙印が押されているであろうと想像はついても、実際の場面として出た事がなかったゆえ、chienosuke様の二次小説を読んで、やっと溜飲が下がった思いです。サリャン視点での
この二次小説、ぜひ実写化して頂きたいです!
それにしてもお姫様抱っこ&サリャンの胸で泣き寝入り、のキハ、うらやましすぎですぅ~。私がキハなら重くて持ち上げられないでしょう~(>_<)

by ねこP (2008-11-10 21:50) 

chienosuke

ねこPさま、コメントありがとうございます♪ソンミンさまも、公式ドラマガイドブックのなかで「背中に焼き印があると思って演じていた」と書かれていました。
キハに自分が背負ってしまった宿命を理解させるのに、自分で自分の背中はなかなか見られないから、サリャンが自分のを見せるシーンがあったら美しいかな〜と思ったのです〜。
私もきっとサリャンに持ち上げて頂くには無理でございます(><)若いころはもうちょい細かったのにな〜。サリャンじゃなくってチュムチだったらいけるかな(^^;)私も自分で書いていてキハがうらやましいです〜(^^;)
by chienosuke (2008-11-10 22:18) 

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